Keiの気ままな~朝散歩~日誌

気が向いたとき、歩きながら思い浮かんだことを綴っています。

強欲の果て

 きょうの最低気温は6℃、今月全般は季節外れの感の暖かさだったが、下旬となってようやくこの時期らしい気温になってきた。

 このところ日産のゴーン逮捕でマスコミを連日にぎわしている。次々といろんなことが表面化して、日産内部の勢力争い云々はさておき、50億ごまかしたとか、こんどは有価証券報告義務の開示義務前は20憶の年俸だったとか、私には全く縁のない金額に只々あきれるばかり。底知れない欲深さに、上に立つ人間としてのモラルも自制心もなく、どこまでいっても満足することのない自己中心の金の亡者の出現にむなしさがよぎる。あれだけ称賛され地位や名誉を得ているからといって、必ずしも人として立派・優秀とはいえないものだ。

 先日、国連UNHCR協会というところから、難民支援のダイレクトメールの封筒が届き、防寒支援をということで毛布の見本が同封されてきた。薄いフェルト状の毛布で、これで寒さをしのいでいるとのこと。きびしい生活を強いられている大勢の子供たちには何の責任もない。先の50憶が支援に使われたら、どんなに救われる子供たちがいるだろうかと、勝手に想像してみた。……

 きょうも南東の空高く明けの明星がひときわ輝いている。昨日、満月で巨大に輝いていた月はきょうもまた、ややサイズを小振りにして輝く。