Keiの気ままな~朝散歩~日誌

気が向いたとき、歩きながら思い浮かんだことを綴っています。

撮影クルーに出会った

 あたりは薄暗く手元にライトを光らせて歩きます。今日の最低気温は10℃、さすがに薄物のカーディガンは寒さを通してしまいます。東のかなたが紅色に染まって、きょうもよく晴れた日になりそうです。

 今月初め、気が付くと駅前にあったコーンパーキングはいつの間になくなっていて、料金ボックスやゲートがあとかたもなく撤去されてしまった広いアスファルトの空間は殺伐とした印象を与えています。契約期限が先月で切れて更新しなかったのでしょうが、何かビルが建つのか予定があるのでしょう。

 駅前のホテルは明日がオープンで灯された明かりも輝いているような気がしてきます。

 いつもの散歩コースを折り返して帰る途中の川の堤防の上り口に近づくと、堤防の歩道に若者たちが集まっているようで頭がいくつも覗きます。朝早くからみんなでわいわいやってきたのかな?…堤防に続く坂道を上っていくと新体操のリボンの練習をしているのか白い服装の中高生くらいの女の子が踊っているのが目に入ります。

 段々と近づいていくとどうやら撮影をしているようです。何かの青春ドラマの撮影かもしれません。カメラを覗いてなにやら指示を出しているような人が監督なのか?四角いレフ板を掲げて照らしているスタッフもいます。その他何人ものスタッフや同級生役とみられる女の子たちが周囲を取り囲んでいます。

 撮影中の少し前を背にしながら橋のほうへ歩いていきますが、歩く姿がカメラにとらえられたのかもしれません。人のいない早朝をめざして、夜明け前の早い時間に集合してきたのでしょう。撮影に取りかかるまでいろいろと大変でしょうね。

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  このあたりのあちこちでときたま撮影クルーがやってきます。3年程前に公開された「ピンクとグレー」という映画の冒頭シーンもこの付近で撮影されていました。今ではすごく有名になった若手俳優が主演をしていた青春映画でしたね。

 もうすっかり明るくなってきたので、歩きながら手元のライトをそっと消します。