Keiの気ままな~朝散歩~日誌

気が向いたとき、歩きながら思い浮かんだことを綴っています。

クリア!

雨が降っているようです。

傘に、ぽつっ、ぽつっと、ときどき音をたてて、雨が降っているのがあきらかになります。最低気温は15℃、顔をなでるように風が吹き抜けていきます。冷たいけれどそよ風のようにすがすがしいのです。

ことしの花粉の飛散は非常に多く、ずいぶんと悩まされてきました。きのうまでは「非常に多い」が続いていましたが、やっと、きょうは「少ない」との予想で、暗いトンネルの先に出口が見えてきたような思いにかられます。

 

土手下の雨に濡れたアスファルトの遊歩道には、数羽のムクドリが群がって、忙しそうに動き回っています。じっとみつめると飛び去ってしまいました。

南の方角から北に向かって、雲の群れが小走りで駆け抜けていきます。どんよりとした曇り空なのに、目の前の景色が妙にはっきりとして、鮮やかに目に飛び込んできます。もやもやした気持ちも、霧が晴れたようにクリアになって、なにもかもが良くなる兆しのような気がしてきました。

道端の八重桜は花びらを散らし、白い花水木の花も開ききって、もう、春も盛りを過ぎようとしているかのようです。

 

傘に当たる雨音も、やや忙しくなってきました。風も少し出てきたようで、これからもっと降ってきそうな気配ですが、予報では晴れてくるようです。

ときどきに見かける、セキレイのコミカルで走り抜ける姿が、曇天の風景にいろどりを添えます。