Keiの気ままな~朝散歩~日誌

気が向いたとき、歩きながら思い浮かんだことを綴っています。

外は雨。きょうの最低気温は7℃ もう3月になりました。

このところ最低気温はおおむね冬日を脱出して推移しているが、きょうの気温は特別だ。春を感じる雨だ。

いつもの内に着込んだセーターは脱いで上着を羽織り、傘をさして外に出る。雨が傘に打ち付けてパラパラパラっと大きな音が響き渡る。最近電池交換したばかりの、腕に付けたライトは音に反応してがひっきりなしに点滅する。

 

雨の日は散歩をする人はほとんど見かけない。ときおり、雨の中をジョギングで通り過ぎる人もいるが、本降りの雨ではそんな人もあまりいないようだ。

気温が高いせいか、前方が靄がかかったように霞んで、ビルの明かりがボーっと浮かんで見える。車のヘッドライトもぼんやりと光ってバサバサと水を蹴散らして近づいてきては通り過ぎていく。

 

雨はまっすぐに落ちてきて、身体のあちこちを濡らしていく。傘を持っていない手が濡れる。上着にも雨がかかって濡れてきてなんとなく気分が落ち着かない。

暗がりでは水たまりを踏んで、靴に水が入ってきてしまう。冷たさを感じる、けれどすぐに冷たさはなくなって、濡れた感覚の不愉快さが続いていく。早くこの状況から抜け出したい気持ちにかられる。

しっとりとした空気感はとても好きなんだが、濡れるのはとても煩わしくて憂鬱な気分にさせられる。

 

雨はどんどん強くなって、傘に当たる音が激しく響いて耳を占領する。

川沿いの遊歩道に出ると、水たまりを気づかず、あちこちに踏み入れてしまってどんどん靴に水が入ってくる。もうどうにでもなれと、妙に開き直って濡れるのが平気になってくるのが不思議だ。

靴下も、ズボンのすそもずぶぬれになって、きょうの朝散歩が終わった。