Keiの気ままな~朝散歩~日誌

気が向いたとき、歩きながら思い浮かんだことを綴っています。

雨上がり

きのうの夕方からパラパラと降っていた久々の雨も止んでいます。最低気温は6℃といつになく温かい朝です。

しっとりとした空気が、何とも言えない安らぎ感をもたらしてくれます。

 

空はどんよりとしてどこまでも灰黒色で覆われています。

光るのは人工の明かりばかりで他にみあたりません。

信号機の青が、近くの信号機だけでなく遠方にある信号機も、ひときわまぶしく光を放っています。

鉄塔に灯っている赤い警告灯(障害灯というのかも?)は、川の水面に写るとなぜか縦に伸びて長提灯の明かりのようで、ゆらゆらと揺れています。

駅近くの交差点までくると、赤信号の色が濡れたアスファルトの路面に映って、あたりが華やいで見えます。

 

駅のそばに昨年10月頃に出来上がったスポット公園があり、雨に濡れて植え込みの低木たちが、生き生きとして、心なしか語り合っているようにも思えます。

この植え込みスペースはしばらくのあいだ植栽がされる旨の案内表示がしてあり、暖かくなるころには植えられるんだろうと思っていましたが、いつのまにか何本かの細々とした低木が植わっていました。年も押し迫った頃に植えられたようです。

ここには、いくつかのベンチもあって、朝早くに年配の男性がぽつんと座っていたのを見かけたこともあります。ちょっと一息するには適当な場所なんでしょう。

春にはきっと新芽がでて、ベンチに腰掛けて、ゆったり気分に浸ってみるのもいいのかもしれません。

 

雨上がりの朝は、遠くの景色が霞んでみえました。