Keiの気ままな~朝散歩~日誌

気が向いたとき、歩きながら思い浮かんだことを綴っています。

ツバメの巣

この一か月で季節はめまぐるしく変わり、5月の初めには夏日が続き、つい最近は30℃以上の真夏日を記録しましたが、このところ 5月らしいさわやかな日が戻ってきています。

今日の最低気温は12℃ 最高気温は26℃の予想です。

 

野鳥のさえずりがきこえます。ムクドリやすずめの姿が目立ちます。

ツバメもひっきりなしに飛び回っています。

子供の頃は、家の軒先につばめが巣を作ると縁起が良いと、ツバメは益鳥、水田の稲の害虫を採って食べてくれると、ひなが育って飛び立っていくまで皆が大事に見守っていたものです。

私の住んでいるマンションも、毎年、階段入り口脇に巣を作っていて、床にシートを敷いたりして巣立つまでそのままにしていたのですが、ある年から床が汚れると苦情が入ったのか、出来上がったばかりの巣を管理人が取り払ってしまい、それ以来ツバメはやってこなくなってしまいました。運が逃げていってしまったようで残念な気持ちです。

駅近くの、線路のコンクリート高架の柱と天井の角にはいくつものツバメの巣がつくられています。ときおり、親鳥がえさを運んでいるようすがみられます。ここなら高架のまわりも柵で囲われていて、人も入れないでしょうから安心して子育てできるでしょう。

 

あちこちに色とりどりの花が咲き乱れ、日に日に深い緑色に覆われてきました。本格的な夏へと一歩一歩近づいていきます。

汗ばむ毎日がやってきます。

これって事件なの?

きょうの最低気温は11℃。時間は5:00、いつもより少し早い時間です。花粉飛散も少ない予想で、久々にマスクなしで出かけます。

小鳥はさえずり、宙を舞っていきます。ときおりカラスが飛んできて、外灯の上にとまります。曇り空ですが、気持ちのいい朝です。朝の澄んだ空気を思いっきり吸い込みます。朝散歩を始めてから丸一年が経ちました。

 

折り返してくると、駅東側の高架下の歩道にいつの間にいたのか、カモ…カルガモ?が2羽歩いてきます。立ち止まって見ていると、1羽が、歩道際の水路にあるガード柵下からすり抜けて水路の脇に入っていきました。もう一羽も入ろうとしますが、なかなか入れないようで躊躇しています。そのうちにあきらめたのかその場で立ち止まり、首を上下左右に振り振り、きょろきょろしてどうしようかと考え込んでいる風なのです。ときには座り込んだり、ときどき、があぁ、があぁ、と鳴いて仲間を呼んでいる風です。私が少し歩きだすと、そそくさと立ち上がって、いきなり羽を広げて飛び去ってしまいました。道路でカモに遭遇したのはこの一年の間で初めてです。     カルガモの朝散歩

 

橋の近くまで行くと、あわただしくパトカーが通り過ぎていきます。警官が、橋の歩道の中ほどで下方を覗き込んでいるのが見えます。しばらくして立ち去っていきましたが、橋を渡っていくと、また一台前方からパトカーがやってきます。橋の中ほどのところまで来て停車すると、中から警官が降りてきて、車道と歩道の境の欄干をまたいで、また、先ほどいた警官と同じように橋の下流をのぞき込んでいます。…何が起きたのでしょう。

のぞき込んでいる警官のそばを通り過ぎて行き、橋の下をみると、自転車を引いた若い男性が、一人の警官と何やら話しています。

橋を行きかう人も怪訝な顔で、橋の下をのぞき込んだり、立ち止まったりしながら通り過ぎていきます。

橋につながる道路脇にもパトカーが一台停まっています。派出所の巡査と思われる人も自転車で駆けつけてきて、また男性に何か尋ね、川の上流の方角に行ってしまいました。

さらに進んで、土手下の遊歩道に降りてゆくと、先ほどの男性が自転車に乗って上ってきてすれ違っていきました。不安そうで、沈んだ様子の面持ちにみえます。

いったい何が起きたのでしょうか?…………何か良くないことなのは確かなようです。

クリア!

雨が降っているようです。

傘に、ぽつっ、ぽつっと、ときどき音をたてて、雨が降っているのがあきらかになります。最低気温は15℃、顔をなでるように風が吹き抜けていきます。冷たいけれどそよ風のようにすがすがしいのです。

ことしの花粉の飛散は非常に多く、ずいぶんと悩まされてきました。きのうまでは「非常に多い」が続いていましたが、やっと、きょうは「少ない」との予想で、暗いトンネルの先に出口が見えてきたような思いにかられます。

 

土手下の雨に濡れたアスファルトの遊歩道には、数羽のムクドリが群がって、忙しそうに動き回っています。じっとみつめると飛び去ってしまいました。

南の方角から北に向かって、雲の群れが小走りで駆け抜けていきます。どんよりとした曇り空なのに、目の前の景色が妙にはっきりとして、鮮やかに目に飛び込んできます。もやもやした気持ちも、霧が晴れたようにクリアになって、なにもかもが良くなる兆しのような気がしてきました。

道端の八重桜は花びらを散らし、白い花水木の花も開ききって、もう、春も盛りを過ぎようとしているかのようです。

 

傘に当たる雨音も、やや忙しくなってきました。風も少し出てきたようで、これからもっと降ってきそうな気配ですが、予報では晴れてくるようです。

ときどきに見かける、セキレイのコミカルで走り抜ける姿が、曇天の風景にいろどりを添えます。

 

 

桜の季節

いつの間にか季節は過ぎてゆき、あちこちの桜が満開となってきました。

けさの最低気温は9℃、手袋をしなくても大丈夫なようです。ちなみに、3月になって冬日はもうありません。

外は明るく、もう安全ライトを身に着ける必要もありません。

 

小鳥があちことでさえずっています。風もなく穏やか晴れていますが、春霞で遠くがぼんやりとしています。

土手の草むらも、日を追うごとに、薄茶色から緑色へと変わりつつあります。

駅そばのスポット公園に植えられたアジサイの木にもぽつっぽつっと新芽が出てきました。

アジサイの新芽

いつものようにひととおり歩いてくると、土手の桜並木は満開となっていて、そろそろと花びらが地に張り付いて薄いピンクの点々があります。満開の桜並木の先には、あたりを真っ赤に染めて黄金色の太陽が真ん中に輝いていて綺麗です。

春はもう本番となってきました。

外は雨。きょうの最低気温は7℃ もう3月になりました。

このところ最低気温はおおむね冬日を脱出して推移しているが、きょうの気温は特別だ。春を感じる雨だ。

いつもの内に着込んだセーターは脱いで上着を羽織り、傘をさして外に出る。雨が傘に打ち付けてパラパラパラっと大きな音が響き渡る。最近電池交換したばかりの、腕に付けたライトは音に反応してがひっきりなしに点滅する。

 

雨の日は散歩をする人はほとんど見かけない。ときおり、雨の中をジョギングで通り過ぎる人もいるが、本降りの雨ではそんな人もあまりいないようだ。

気温が高いせいか、前方が靄がかかったように霞んで、ビルの明かりがボーっと浮かんで見える。車のヘッドライトもぼんやりと光ってバサバサと水を蹴散らして近づいてきては通り過ぎていく。

 

雨はまっすぐに落ちてきて、身体のあちこちを濡らしていく。傘を持っていない手が濡れる。上着にも雨がかかって濡れてきてなんとなく気分が落ち着かない。

暗がりでは水たまりを踏んで、靴に水が入ってきてしまう。冷たさを感じる、けれどすぐに冷たさはなくなって、濡れた感覚の不愉快さが続いていく。早くこの状況から抜け出したい気持ちにかられる。

しっとりとした空気感はとても好きなんだが、濡れるのはとても煩わしくて憂鬱な気分にさせられる。

 

雨はどんどん強くなって、傘に当たる音が激しく響いて耳を占領する。

川沿いの遊歩道に出ると、水たまりを気づかず、あちこちに踏み入れてしまってどんどん靴に水が入ってくる。もうどうにでもなれと、妙に開き直って濡れるのが平気になってくるのが不思議だ。

靴下も、ズボンのすそもずぶぬれになって、きょうの朝散歩が終わった。

 

 

 

二月は逃げる

きょうの最低気温はきのうと同じ-3℃ いつもより少し遅い朝散歩です。

3日前に、最低気温3℃の日があってまたしだいに寒くなって、大体-2~-3℃で推移しているようですが、寒暖を繰り返して春に向かっているのですね。あたりが明るくなるのも少し早くなってきたようです。

2月がいつのまにか、もう半分近く過ぎてしまいました。

その間、台湾で大地震があり、建物が1階部分が倒壊傾いたビルが衝撃的です。韓国では平昌冬季オリンピックが始まって、北朝鮮の攻勢が著しいし、平昌ではなんと-23℃の寒さとか。北陸の記録的な大雪では乗用車やトラックが路上で立ち往生してしまい、延々と続く車の列、ドライバーは車内で夜を過ごさざるを得ない状況、等々いろんなことが起きています。

身近には、朝散歩の帰りがけに土手から降りる階段で、転んで落ちるというハプニングがありました。階段脇の土手の芝面を前のめりになって、あれっと思うまに前のめりで転がったようです。頭をぶつけたり尻を強く打ったりということもなく、不思議と怪我ひとう負わずに済みましたが、気を付けなければと思いました。

 

東の地平線は、赤紫のグラデーションが群青色に溶け込んで、空には三日月(眉月)が浮かび上がり、美しい夜明け前の景色が広がっています。

冬の星座は位置を変えて、あまり詳しくない私には、どの星かがよくわからなくなってきました。

車の行きかう音が頻繁であわただしくなってきました。ひっきりなしに行きかう車を見て、そういえば1月の後半から先日まで大気調査のプレハブが歩道の隅に設置してありましたが、2,3日前にはなくなっていました。その間にも、騒音調査での円球状の黒いスピーカーみたいなのが所々に設置されていたり、早朝に調査の人が佇んでいて交通量調査もおこなわれていました。結果を持ち寄って何か対策が取られるのでしょうか?くわしくは分かりません。

駅前のホテル現場は、全体の半分ほどの高さまで鉄骨が組みあがってきて、しだいに存在感を示しつつあります。

 

あたりはしだいに明るくなってきました。もうほとんど、なにもかも判別できます。

きょうの日の出は6:29ごろ。もうまもなく、太陽が昇ってきます。

 

 

雪の積もった朝

昨夜からの雪も止んであたりは、積もった雪で日常の景色が一変しています。きょうの最低気温は-7℃。今シーズン一番の冷え込みです。きょうは長靴を履いて出かけます。

 

通りに続く歩道は、誰かが雪かきをしてくれていて、舗石が顔を出しています。

通りの歩道は、人が通ったあとが凍り付いていて、ごつごつと歩きづらく、ゴリッゴリッゴリゴリと歩くたびに音を立てます。

遊歩道に出ると、歩道の真ん中に、まだ新しい誰かの足跡がずっと続いています。白砂糖のようにやわらかそうな真新しい雪の面が明るくきらめいて、静まり返った景色がずっと広がっていきます。

広々とした空間の中にたった一人でいるような爽快感がして、思わず胸を張って新雪の歩道脇を歩くと、どっしりとした雪の重さが足に伝わってきます。20cmほどは積もっているのでしょうか。空を見上げると、白い雲の間からいくつもの星が輝いて見えます。

 

街道の橋の歩道は、人がすれ違えるほどの幅で除雪がされていて、融雪剤の白い粒が点在してみえます。

除雪されていても、うっかり滑りそうになりました。少しの雪でも気を付けないと危険だと、気を引き締めて歩きます。

橋の車道脇には作業車がウインカーを点滅して停車していて、雪を積み込んでいます。道路管理の皆さん、暗いうちからご苦労様です。

 

きょうは晴れてきそうです。日が昇れば雪はたちまちに溶けてしまうでしょう。でも、日陰にはいつまでも雪の残骸が残っていくのでしょうね。